Gifted以外の教育オプション@アメリカ

Slightly gifted なガリ勉タイプの息子。探すと色々な「例外」が豊富なアメリカの教育色オプションについて調べた事をシェア出来たらと思っています。

飛び級 ーウチの子の場合

アメリカには飛び級という制度があるのは良く知られています。ですが最近は飛び級の中でも全部の教科の飛び級をするのは流行らず、subject acceleration という一部教科だけ飛び級するのが主流みたいです。また飛び級も1学年だけじゃなく、数学年を飛ばす事をradical acceleration といいウチの子供も数学でradical acceleration しています。

 

飛び級については学校や先生によって、向こうから「君はよく出来る。飛び級して見ないか?」と言われる事もあるかもしれませんが、おそらく今のアメリカではそういうラッキー?な人は少ないんじゃないかと思います。Red-shirting と呼ばれる、飛び級より「あえて学年を下げてクラスの中でも年上でリーダー格になる事」を期待する事が多いアメリカでは「年齢が上の集団に若い子がいる」という事を好まないみたいです。

 

さて、ウチの子はどう飛び級したかというと「そう申し出た」からです。息子がまだ小学校2年生の頃、近所の人と話していたら「XX君は数学のクラスを1学年上で受けてる」と言う事を知りました。その当時飛び級をしてる子も知らなかったので特に何も考えていなかったのですが、そうか、そんな手があったのか!!と先生にメールしました。

 

大袈裟に言うと、この飛び級がその後の息子のeducation journey のターニングポイントになります。あの時偶然、近所の人から「算数をスキップしている子の話」を聞かなかったらその後に続く息子のradical accelerationも無かったと思います。あの時パーティーに参加して近所の人から偶然世間話として飛び級の話を聞かなかったら、と思うと今でもこの偶然小耳に挟んだ事は本当にラッキーでした。

 

その後1学年分飛び級からradical acceleration に至った経緯かは次の機会に述べます。