SATの勉強
訳あってSATの勉強をしています。息子が。
私の仕事はテスト勉強させる事。といっても、College Board社で買った過去問をするぐらいなんですけれどね。それもまだ始めたばっかり。
SATは全部で5時間ぐらいあるテストなので、確か過去問にある9つのサンプルテストをやるだけでも結構時間かかります。もう直ぐ学校も始まるし、サマーキャンプに行ってたりもするので、そうすると、意外と時間が無いものです。当初は「今度は英語。もうちょっと点数を良くしないと、Duke大のGifted ProgramにはQualifyしない」という事で英語を優先的にやっていく予定でした。でも、やっぱり時間が無くなってくると、確実性の低い英語はどうでもよくなり(私が)、確実に点が取れそうな方にどうしてもFocusしてしまいます。
数学は25分の計算機不使用の部分は、を週1回やり、55分の計算機使用部分は23分と22分に分けて、半分ずつやる事にしました。これで週3回はSAT数学。
Writingのセクションは35分だったので、これをなんと3分割にして、1日12分程度ずつにして、これも3日かけてやるようにしました。他の勉強が忙しくて(息子曰く)これ以上SATに勉強は割けないようです。
Readingもとりあえずは一度ぐらいはきちんとSampleテストをやりたいと低レベルな目標を抱えてるのですが、さてどうなる事でしょう。英語は65分で52問あるようなのですが、5回に分けて1回13分ずつ出来るものか?問題の切れ目を見てみないとよくわからないので、よくわかりません。
テストは2か月後。さて、何処まで勉強出来るかな?
IQと学力の関係の不思議
SAT | Grade 6 | Grade 7 | Grade 8 | Grade 9 | Grade 10 |
EBRW | 620 | 640 | 690 | 730 | 750 |
Math | 630 | 660 | 710 | 750 | 780 |
Total | 1250 | 1300 | 1400 | 1480 | 1530 |
Radical acceleration
さて1学年の算数飛び級をした後の4年後の今、息子は多分4学年ぐらい数学を飛び級しています。高校数学は学校によって学ぶ教科の順も違うし、またAP教科を取る子も多いのでよく分からないのですが、7年生でPre-calculus を終え8年生(中学)でCalculus BCを取ろうと考えているので、4-5年ぐらい飛び級する感じになると思います。
どうやってこんな風に飛び級出来たかと言うと、中学に入学時に近所の州立大学が提供している数学のGATEプログラムに合格したからです。このプログラムは高校数学(Algebra 1&2,Geometry, Pre-calculus)を2年間で学ぶという物です。そこに6年生から通う事になりました。これで一気に3-4年Skipした形になります。ここで結果としてオフィシャルにRadical Accelerationした事になります。丸ごと中学校の数学をSkipしました。
その前には実は途中で学校を転校して私立のGifted schoolに通っていてそこで、かなり数学をRadical Acceleartionしたのですが、あくまでもこの学内でスキップしただけで、外の機関にアピールするには(って何をアピール?)少し弱い側面がありましたが、州立大学お墨付きのこのプログラムに晴れて入学した事で対外的にも胸張って(って誰に?)数年スキップする事になりました。
このプログラムは7年生―10年生向けのプログラムなのですが、蓋を開けてみたら、ほぼ、6年生と7年生で占められていました。
飛び級 ーウチの子の場合
アメリカには飛び級という制度があるのは良く知られています。ですが最近は飛び級の中でも全部の教科の飛び級をするのは流行らず、subject acceleration という一部教科だけ飛び級するのが主流みたいです。また飛び級も1学年だけじゃなく、数学年を飛ばす事をradical acceleration といいウチの子供も数学でradical acceleration しています。
飛び級については学校や先生によって、向こうから「君はよく出来る。飛び級して見ないか?」と言われる事もあるかもしれませんが、おそらく今のアメリカではそういうラッキー?な人は少ないんじゃないかと思います。Red-shirting と呼ばれる、飛び級より「あえて学年を下げてクラスの中でも年上でリーダー格になる事」を期待する事が多いアメリカでは「年齢が上の集団に若い子がいる」という事を好まないみたいです。
さて、ウチの子はどう飛び級したかというと「そう申し出た」からです。息子がまだ小学校2年生の頃、近所の人と話していたら「XX君は数学のクラスを1学年上で受けてる」と言う事を知りました。その当時飛び級をしてる子も知らなかったので特に何も考えていなかったのですが、そうか、そんな手があったのか!!と先生にメールしました。
大袈裟に言うと、この飛び級がその後の息子のeducation journey のターニングポイントになります。あの時偶然、近所の人から「算数をスキップしている子の話」を聞かなかったらその後に続く息子のradical accelerationも無かったと思います。あの時パーティーに参加して近所の人から偶然世間話として飛び級の話を聞かなかったら、と思うと今でもこの偶然小耳に挟んだ事は本当にラッキーでした。
その後1学年分飛び級からradical acceleration に至った経緯かは次の機会に述べます。
AP calculus AB or BC
まだちょっと早いのですが、きっと7年生中にPre-calculus が終わるので、その次の教科のオプションについて考え始めました。
オプションとしては
1)コミカレでCalculus 1,2,3 あたりを取る。(何処まで取るべきかまだ調べてない)
2)高校かオンラインでAP calculus ABかBCを取る
という感じがあるっぽいです。
ずーっとCalculus ABを取ってからBCを取るもんかと思ってたのですが調べてみるとBCのコンテンツはABも含んでいるのでABだけ取るかBCだけ取るかどっちかでいいとの意見が多数でしt。BCまで取る予定だったら最初からBCをやった方が無駄が無いそうです。
今考えてるのは、オプション2)の更にオンラインの方を考えています。というのも高校でクラスを取るとなると中学生が一人ポツンと高校に数学のクラスのだけに通う事になるし、こういういかにも「特殊」というか「一般的でない」感じな事はしたくないのでオンラインあたりがいいなーと思ってます。
でも果たして中学校及び学区がそれをオッケーしてくれるのか?これについては要チェックです。
はじめまして
子供は7年生でSETメンバーです。(知ってる人にだけ分かるようにあえて解説しません。)アメリカでの受験勉強や教育事情について似たような状況の人達と情報シェア出来たらと思っています。
ブログを書こうと思ったキッカケはとても参考にしていた某giftedのブログがお子さんの大学入学を機にアップデートを終了してしまったからです。これからは私が自分でアクティブに情報発信をし、他の人からも情報を頂ければな、と考えています。
私の子供はgiftedと言うよりbright child(日本で言う真面目な優等生型です) だと思っているので、そう言う話しが中心になるかと思います。